菅原道真公をご祭神として祀る全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社である北野天満宮は天神信仰の発祥の地です。北野天満宮は平安時代中頃に創建され、江戸時代には各地で普及した寺子屋に天神様が祀られたり、道真公のお姿を描いた「御神影」が掲げられて学業成就や武芸上達が祈願されたため、今では「学問の神様」、「芸能の神様」として広く知られるようになりました。
この北野天満宮で執り行われる夏越の大祓は、本殿正面に設けられた「茅の輪」の前で神事が執り行われ、神職と共に「茅の輪くぐり」を行って、常日頃無意識に身につけてしまった罪や穢れを祓い、無病息災を祈願します。小型の「茅の輪」の授与もありますので、昔ながらの神事をぜひ北野天満宮でお迎えください。