もともと庄内砂丘には、森林がうっそうと茂っていましたが、戦国時代の終わりごろ、鶴岡の武藤氏と近くの大名と争ったために、戦場となり、焼き払われてしまいました。
そのため、風で砂が舞い、米を運ぶための川や、田畑が埋まってしまい船の運航が出来なくなったりと様々な被害をこうむりました。

そんな時、藤蔵が植林の作業に取り掛かった。その結果、少しずつ砂丘の海辺に緑がよみがえっていき、84年間に452万本もの苗木を植林しました。その偉業を称え、11月10日を藤蔵祭としています。