雄山神社前立社壇の秋季大祭は毎年11月3日の午前10時から行われる神事です。秋季大祭では稚児舞・立山の舞・浦安の舞が境内石舞台にて奉納されます。

中でも稚児舞は古くより岩峅寺地区に伝わり立山町の無形民俗文化財に指定されています。

浦安の舞は昭和天皇御製「天地の神にぞ祈る朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を」に神社音楽協会を創設し、神道祭祀楽の普及にに努めた宮内省式部職楽部楽長の多忠朝氏が作曲・作舞した皇紀二千六百年奉祝会に日本の平穏無事を祈念して作られた舞です。

立山の舞は同じく昭和天皇の御製「立山の空にそびゆる雄々しさに ならへとぞ思う御代の姿も」に多忠朝氏作曲・作舞した雄山神社前立社壇独自の舞となります。