曹洞宗の大本山として瑩山紹瑾禅師(けいざんじょうきんぜんじ)により、1321年に建てられたのが總持寺祖院です。通称「ほんざんさん」として愛されています。
幼少の頃に出家した瑩山紹瑾禅師は、生涯をかけて求道し伝道したといわれており、当時では珍しかった男女平等の姿勢を打ち出すなど、性別も年齢も超えて門戸を開いて多くの人々のために救済に努めました。
總持寺祖院での涅槃会でまかれる涅槃団子の「犬の子」は、例年数日前に僧侶や檀信徒、地元住民たちが1つ1つ手作りで、約1万個を仕上げます。
「犬の子」は、釈迦の入滅を悼んだとされる動物たちをかたちどり、厄除けのお守りになるとされています。

犬の子まき終了後、先着順で昼食も用意されます。(昼食代や有料です。)