南陽市宮内地区にある熊野大社は西暦806年(大同元年)に創建され、日本三熊野の1つに数えられています。
産業の守り神であり、年間参宮者は約30万人、天台仏教の霊場として発達した神社で、東北の伊勢神宮として信仰を集めています。

毎年7月24日、25日に行われている例祭は、日本でも有数の歴史を持つ獅子頭を中心に、勇壮な獅子ばよい、梵天ばよいが繰り広げられる他、「チゴタゴ」(稚児舞、舞楽)が舞殿で奏されたり、神輿下りといった様々な行事が行われています。
日本の伝統がそのまま残された祭りです。