西暦806年(大同元年)に創建された熊野大社は、日本三熊野の1つに数えられ、産業の守り神として年間約30万人が参拝に訪れる神社です。天台仏教の霊場として発達したこの神社は、東北の伊勢神宮として信仰を集めています。

熊野大社の元旦祭は毎年1月1日0時、新年を迎えたその瞬間より開始される祭儀で、皇室の弥栄と国家の隆昌を祈り、誓いを新たにする祭典です。
「この年が良き年であるように」と祈る祝詞が奏上されます。