伊吹山の麓、米原市朝日におよそ1300年前から伝わる雨乞いの踊りで、無形民族文化財に指定されています。

大原郷を開墾した際に始まったといわれるもので、賤ヶ岳の合戦に勝利した羽柴秀吉が陣太鼓や陣鉦を打ち鳴らしところ、大雨が降りだしことから鉦や太鼓が用いられるようになったと伝えられています。

つま折笠に緋こて、カルサン袴の踊り手たちが胸に抱えた太鼓を打ちながら踊る姿は、祭りを華やかに彩り、見応え充分です。