山形県にある紅花の産地河北町、ここにある「両所神社」では、毎年5月3日に例大祭が行われ、「両所田植え踊り」と呼ばれる田植え踊りが奉納されます。

弥十郎系といわれる両所田植え踊りは、およそ250年ほど前、江戸時代中期から関西の旅芸人が地元週に教えたのが始まりと伝えられており、媼(おうな)と翁(おきな)、ひょっとこの人の顔の2倍ほどの大きなお面をつけて踊るのが特徴です。

踊りはおよそ14分ほどのもので、踊り手の後ろでは、地元の子供たちが踊りに合わせ歌や笛、太鼓を演奏しています。

見る人を楽しませるパフォーマンスも盛り込んでおり、毎年多くの人がこの踊りを見に両所神社へ訪れます。