日本には数々の天狗伝説がありますが、ここ大雄山最乗寺と天狗との繋がりは、開山の歴史に由来しています。

了庵慧明禅師が大乗寺を建立する時、それを聞いた弟子の道了尊者が天狗の姿になって、近江からやって来て、寺の建設を手伝いました。

その事から寺の守護神として祀られており、境内には様々な天狗様や天狗の下駄という意味で、世界一と言われる下駄を始め、大小様々な下駄が奉納されています。

心願成就、厄災消除、商売繁盛、交通安全、高下駄に由来する夫婦和合などのご利益があり、新年の初詣にも人気を集めています。