一関八幡神社は延暦年間(782年~806年)坂上田村麻呂が東夷平定の際に館山に陣営を敷き諏訪の大神(諏訪大社)に勝利を祈願したのが起源とされ、その後康平4年(1061年)源頼義、義家が安倍貞任征伐(前九年の役)の折、田村麻呂と同じく館山に陣を敷いた際、合戦の祈願のため伊勢神宮、石清水八幡宮へ奉幣使を送り両宮の大御神の御神託を賜り、この地方の八方に八幡宮を勧請したうちの第一社です。

昭和46年に一度社殿が焼失しましたが、昭和48年氏子崇敬者によって再建され今に至ります。

例大祭は毎年9月15日に行われている行事で最も重要なものとされています。