桜井二見ヶ浦の夫婦岩に掛る長さ30m、太さ約90cm、重さ1トンにもなる大注連縄を年に1度、4月下旬から5月上旬の大潮の日に氏子たち60余人の手によって掛け替える祭事です。

この夫婦岩は桜井神社の宇良宮(離宮)のご神体で、高さ11.2mと11.8mで、古くは竜宮の入り口として親しまれています。海中の鳥居は「桜井型神明造両袖構」と称する独特の型をしています。

神事が終わると氏子たちが大蛇のように長い注連縄を担ぎ海を夫婦岩まであるいて渡り、互いに声を掛け合いながら2つの岩の間に注連縄を張ります。