伊作太鼓踊りは、大きな唐団扇(とう うちわ)を背負って踊るのが特徴的な県の指定無形民俗文化財です。約600年の歴史があり、戦勝の踊りとして考案したと伝えられ、神社の大祭の日に地域の保存会が奉納しています。毎年8月28日・29日に行われ、28日は日置市吹上町の南方神社に奉納し、28日・29日の二日間かけて30か所以上で踊ります。

花笠を被った美麗な衣装の中内を中心に、白装束で太鼓を胸に大きな矢旗を背負った平打が周りを囲み中打の鉦に合わせて太鼓を叩き、矢旗を振り勇壮活発に踊ります。