福田寺観音堂に伝わる田遊びを中心とした伝統芸能です。

午前中に行われる日の出の祈祷と、田遊びが行われる夜祭とで構成されています。田遊びの演目は、歳徳神に拝礼する所作を伴う「歳徳祝いとしとくいわい」に始まり、「大拍子」「串田楽」「駒んず」などがあります。

見どころは「駒んず」で、非常に特徴的な演目です。輪になって笹竹を持ち、駒んずの文句を昭和しながら笹竹を揺する人々の中へ、馬と山鳥の被り物をした舞役が順に入っていきます。
 舞役はもともと青年が演じるものでしたが、第二次世界大戦後、子供が担当するようになりました。