長松寺に祀られる秋葉三尺台権現の火防大祭の中で行われる行事で、毎年12月第3日曜日に行われています。

火防の祈祷後、白い狐姿の男2人と赤天狗は撞木を持ち、青天狗は八つ手の団扇を持って周辺の住宅街に一斉に繰り出し、逃げ惑う子どもたちを追いかけては捕まえ、食紅からなるベンガラを顔や手に塗りたぐります。

ベンガラを塗られた子どもは、1年間無病息災が得られると言い伝えられている、大変ユーモラスな奇祭です。