福岡県久留米市の宮ノ陣神社には久留米市指定天然記念物の「将軍梅」があります。
将軍梅は正平14年(1359年)の秋に起きた大原合戦で征西将軍宮懐良親王が陣地に植えた紅梅とされ、現在は久留米市最大級と言われる幅3mほどの立派な木に育ち、大きな実をつけます。

将軍梅は遅咲きのため、見頃に合わせて毎年3月中旬頃に「将軍梅梅まつり」が開かれています。
当日は慰霊祭や子供相撲などが行われます。
宮ノ陣神社には他にも約60本の梅の木があり、将軍梅より早い2月中旬頃から梅の花が楽しめます。