全国各地に存在する農民武芸の数々。
ここ田貫町に伝わるのは、江戸時代から行われている伝統的な武芸、「棒の手」です。
様々な流派がある中の「鎌田流」と言われるここの棒の手は、豊田市から伝えられたと言われています。

独特の掛け声が響き渡る会場。
操っているのはその名の通り「棒」ですが、なんとこの棒は1.8mと大人の男性ほどもある長いもの。
これを巧みに操り、まるで第3の腕のように芸を繰り広げます。

毎年10月に行われるこの武芸は、地元のひそかな人気イベントとなっています。