小栗山について、角川書店「日本の伝説25 青森の伝説」にはこんな風に紹介されています。

「大昔に二柱の神が津軽の地を支配しようとして激しく争った。
山間の谷は海に、変じ川や沼は丘になるほどの天変地異になった。
この時に今の陸奥湾が内海になったという。
この戦いの勝利神は岩木山に現れ破れた神は小栗山にお隠れになった。
そのために小栗山の村人は岩木山に登らぬ習わしであり、また津軽郡中に降る雨は多く小栗山から降り始めるのだという。」

8月17日、小栗山神社の宵宮は、50店の出店で賑わいます。