「七面天女」とも呼ばれて地域住民より信仰されている「七面大明神」は、1277年にかの日蓮上人に出会ったとされています。
元は美しい女性の姿をしていましたが、日蓮上人の前で本来の龍の姿に戻った彼女は、これから住んでいる七免山を守る神になることを告げて帰っていきました。

そんな七面大明神の姿を描いた仏像が、ここ柴垣海岸に流れ着いたという言い伝えから、ここには七面堂というお堂を建てて仏像をお祀りしてきました。
このありがたき仏像は、交通安全の守護をいただけるとしても有名であり、旅行者を始め多くの人がお祈りに訪れます。

また、毎年8月19日は「七面様祭り」と題し、この仏像の法要を行っています。