気多神社の祭神、大国主命。
この地域の悪や邪を祓い、能登に平和をもたらしてくれたとされており、それと同時に今の北陸道を開拓し、開通させたと言われています。

これを称えるとともに昔を偲んで行われるのがおいで祭。
大国主命が開拓した約300㎞にも及ぶ道のりを巡行します。

神馬に続き、羽咋市から七尾市までを歩くこの神事。
総勢50名にも及ぶ巡行列。
道のりは5泊6日もかけて進みます。

「寒さも気多のおいでまで」と地元住民に親しまれるこの神事。
見かけたらぜひ、手を合わせて見守りましょう。