掛踊とは、寒水地区白山神社で2日間にわたって行われる例祭です。区民総出でお祭りの役割を振り分け、役者は全て男子が120名選ばれます。
悪魔払いの赤鬼を先頭に、役者たちが行列を繰り出します。神社境内に到着すると、「しない」と呼ばれる花が飾り付けられた長さ3.6メートルの竹を背負い、若者たちが勇壮に舞います。
五穀豊穣や雨乞いを願う目的で始まった掛踊は、300年以上も伝統が受け継がれる貴重なお祭りで、国の選択民俗芸能に指定されています。