1年に1度行われる海での安全祈願のお祭り、御船祭。
ここ正福寺には、古くから言い伝えられている伝説があります。

昔、ご本尊様を背中にのせた大きな鯨がおりました。
相差の海からやってきたその鯨を見たある男が、ご本尊様を背中から取り、ここ正福寺に納めたと言われています。

また、相差の海にある鯨崎では、この時の鯨が後に石になった姿を拝むことができます。

以来ここは海上守護のご利益がある神社として、地元の漁業関係者を始め多くの人の信仰を集めています。
この御船祭では、露店も立ち並び、漁師さんたちが奉納した大漁旗が所狭しとはためくさまを見ることができます。