忍野村では、毎年小正月にあたる1月14日、15日にかけて村内の10地区でそれぞれに道祖神祭りが行われます。

この祭りの主役は子ども達で、健やかな成長を祈るお祭りです。
小学5年生から中学2年生が取り仕切り、ご神木に飾り付けなどを行います。

たいてい13日の朝に飾り付けをして16日に取り壊し、どんど焼きをして祭りは終わります。

結婚や出産、新築などがあった家では、「ヒイチ」と呼ばれる三角形の袋状に縫ったものを飾ります。
祭りが終わると、子ども達がヒイチを各家庭に売り歩きます。子ども達から買ったヒイチは、魔除けや厄除けとして玄関に飾る習慣があります。