太鼓の音色に合わせて神輿が動く様子が見られる、豊作・豊蚕、無病息災を祈願する祭りです。
神輿を巡幸する時に「でででん でででん」と太鼓を鳴らしたことから、「でででんまつり」という名称がついたとのこと。神輿は3基あり、この下をくぐると一年間無病息災を約束される、と古くからいわれているようです。
この祭りの見どころは、神輿が流れるように巡幸する担ぎ手達の技でしょう。白装束を着た氏子達が神輿を担ぎ、一気に神社の参道を下り、太鼓橋を駆け抜ける様は迫力を感じられます。大人だけではなく子供たちが担ぐ神輿もあり、微笑ましい一幕も。
神事の後には、菖蒲酒とお供えされていたご飯が振舞われるそう。ご飯は厄除けにつながるとのことなので、そちらを受けつつ伝統ある技を見に行きたいところです。