永福寺の「どじょう施餓鬼(おおせがき)」は、秩父・川施餓鬼、さいたま市・玉蔵院の大施餓鬼と並ぶ関東三大施餓鬼の一つと言われています。
永福寺の施餓鬼は、放生(生きものを放ってやる行事)として、“どじょう”を池に放ちます。
その為、「どじょう施餓鬼」と言われるようになりました。
施餓鬼は「壇中施餓鬼」、戦没者の供養をする「因幡が池忠魂供養」、「日月碑堂供養」が行われ、
その後2時間にわたる大法要「本尊法楽大法要」ではめでたい経文が唱えられます。
「だんご施餓鬼」では、本堂前でだんごを投げる行事が行われ、施食という意味もあり、このだんごを食べると功徳(くどく)があり、病気になりにくいと云われているそうです。