西表島の祖納・干立地区で行われる節祭(シチ)は、その年の豊作の感謝を捧げ、翌年の五穀豊穣、住民の健康と村落の繁栄を祈願するお祭りです。

西表島では約500年の歴史があり、人々の生活と暮らしの支えとなり、原形を守りながら今まで伝承されてきました。節祭は季節の折目や年の折目を意味しており、1991年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。

毎年旧暦10月前後の「己亥」の日に部落をあげて、3日間開催されます。