川原鎧剣舞は、源義経のまつわる平家の亡霊退散の故事に由来したものと言われています。

壇ノ浦の戦いで滅亡した平家一門が亡霊となり、源義経を苦しめました。その時に、弁慶が経巻を取り出し経文を読み上げて亡霊退散させたといわれています。それを江戸時代末期に演舞化されましたが、一度途絶えました。しかし、明治時代に復活を遂げ、現在に至ります。また、昭和11年に保存会を結成し、地元の児童生徒への伝承をしています。