笹崎鹿踊りは、大船渡市の無形民俗文化財に指定されている伝統芸能です。踊りは元来牝鹿を中央に9名で舞うものでしたが、現在では中心の牝鹿がいなくなり8人構成となっています。また、鹿頭他装束に染められている九曜星が白ではなく赤色であることも特徴です。

4年に一度の加茂神社の式年五年大祭で神輿の海上渡御として供奉されるほか、初盆を迎える家でも披露されます。三陸国際芸術祭(サンフェス)などでも見ることができます。