「福分けまつり」が、亀戸香取神社で執り行われます。亀戸地区で育てた「亀戸大根」を奉納する収穫を祝う神事「亀戸大根収穫祭」のあと、亀戸大根の味噌汁を無料で振舞う「福分けまつり」が行われます。

江戸時代から庶民に親しまれていた「亀戸大根」は長さ30cmくらいの小ぶりで愛らしい様から別名「お多福大根」、「おかめ大根」とも呼ばれていました。

捨てる所がなく浅漬けにしても美味しく、江戸っ子には大変重宝されたと言います。一時期、栽培している農家が都内の数件に過ぎなくなりましたが、亀戸大根を復活させようという活動がおこり、現在では亀戸地区の各小中学校の校庭で栽培されるようになっています。