後草地区にある水神社は、地元の人々に古くから深い信仰を集めてきた村の鎮守です。
この水神社で奉納される神楽が「水神社永代大御神楽」で、「うしろぐさ神楽」とも呼ばれています。 
各演目ごとに地区の方が年代によって役割分担をしており、女子児童も参加します。 
古式ゆかしい衣装に身を包んで披露される優雅な舞は、古くからのこの地域の情景を今に伝えており、まるでタイムスリップしたような感覚に落ち入ります。
舞い終わった際に神楽の舞台上から客席に向かって新粉餅を投げる場面があり、これを食べると無病息災になるというご利益があると伝えられています。 
県の無形民俗文化財に指定されている舞をご覧になりに足を運んでみてはいかがでしょうか。