田辺市下川下の春日神社の秋例祭にて奉納される、古座流獅子舞の一つです。毎年11月3日に開催されます。原形は室町時代、八郎又衛門という人物によって伝えられたと言われています。厳粛な神事として五穀豊穣と村民の安全を祈願して10曲の舞が奉納されます。上野の獅子舞保存会によって継承されており、和歌山県の指定無形民俗芸能に指定されています。

獅子舞は春日神社への宮入りから始り、神官によるお払いの後、拝殿にて大神楽が舞われ、境内に敷物を敷き、舞が奉納されます。