矢田寺大門坊は矢田寺の塔頭のひとつで、弘法大師空海が矢田山へ登った折、不動明王を図写して国家安穏・万民豊楽の請願をたてて留錫され「三大密教門院」と命名された歴史を持つ寺院です。

この大門坊の持仏堂である千佛堂は、昭和55年に建立され、全国各地から奉納された千体の地蔵尊が安置されています。また山門の東側には室町時代の地蔵石仏もおられます。

地蔵まつりは、安置されている千体の地蔵尊を供養するお祭りで、写経などの催しが開かれています。