火防(ひぶせ)まつりとは、秋葉山量覚院で毎年12月6日に行われる火伏せと無病息災を願う祭礼です。
修験道であるため、仏教と神道が混合した珍しい儀式がご覧いただけます。
本堂で護摩焚きが始まると、屋外では修験者装束の山伏が天下泰平の祈願や山伏問答などが行われます。
特に火生(かしょう)の舞とも呼ばれる火生祓は、松明で梵字を書くという非常に珍しく、荘厳な儀式であるだけでなく踊りのように見えることから、これを目当てに訪れる人も多いようです。
これらの儀式の後、山伏の火渡りが行われ最後には参拝者も火渡りに参加します。
神秘的で厳かな歴史ある雰囲気を体感してみては。