神奈川県小田原市にある真言宗の古刹で、建長6年(1254年)創建されました。本尊は、不動明王『勝敵不動尊』。
毎年行われる火渡り修行・火伏まつりで有名です。
建長6年(1254年)創建の真言宗の古刹では、無病息災などを願って火伏せ祭りが毎年1月28日に行われます。
境内で護摩焚きが始まると関東一円から修験者たちが終結し、湯被り修行や神木登り、宝剣・宝弓・宝槍・宝斧などの修験道千年来の秘法を公開。
その後、ホラ貝の音とともに山伏が集い、山伏問答をなどを繰り広げると、境内庭に積まれた古いお札やしめ飾り等に火が付けられ、火渡り修行の始まりです。
読経が響く中、素足の山伏が火渡りを行う様子はとても神秘的。一般参拝者も続いて無病息災を願う火渡り修行ができます。