大神神社(おおみわじんじゃ)は。奈良県三輪市にあります日本最古の神社です。ご神体は、ご祭神の大物主神が鎮まったと伝わる三輪山で、古代より人々は三輪山に直接祈りを捧げてきたことから、社殿を設けず古代信仰の様を今に残しています。

御田植祭は、神饌田にて白い装束の田作男や、赤や青の襷をかけ菅笠をかぶった早乙女によって実際に整然と早苗が植えられるという昔懐かしい田植えの風景が見られます。田長の打ち鳴らす太鼓の音を合図に、古式ゆかしい神事の形で、手作業により植えられていく御田植祭は自然の恵みに対する深い感謝と、日本人の原風景をみることができる祭典です。