桜井市の「長谷寺(はせでら)」は、本尊十一面観音像をはじめ、約千点にも及ぶ文化財を所蔵します。仁王門を抜け、本堂へ続く登廊(重要文化財)は、399段の石段になっており、天井には楕円形の灯籠が吊られています。

毎年大晦日から明けて正月3日まで行われる「観音万燈会」では、登廊の各段両側に灯がともされ、何とも幻想的な通路になります。

除夜の鐘を聴きながら、新しい年が良い年になりますよう祈願しましょう。ぜひ「観音万燈会」にお越し下さい。