石上神宮は、奈良県天理市布留山の麓の高台に鎮座される日本最古の神社の一つです。古代信仰の中でも特に異彩を放ち、健康長寿・病気平癒・防災招福・百事成就の守護神として信仰されています。

石上神宮の摂社のひとつ「出雲健雄神社」の例祭は、毎年1月15日に月次祭に続いて行われます。天武天皇のころ(636年)神剣が光を放って現れこの地に鎮座されたと伝わります。平安時代に記された「延喜式」に載せられており、草薙の剣の荒魂を祀ります。拝殿は鎌倉時代の割拝殿の重要な遺構として国宝に指定されています。