佐賀市川副町に鎮座する志賀神社は、平安時代に有明海沿岸地方の総鎮守神として、福岡市にある志賀海神社の分霊を奉還したと伝わる古社です。

毎年3月15日に斎行されるお粥開きは、その年の2月15日に粥を炊き、一ヶ月間その粥を神殿に保管した後、カビの付着具合でその年の吉凶を占う神事です。カビの色具合により、災害・病気・豊作などを占います。

同様の神事は、同じ川副町の海童神社やみやき町の千栗八幡宮でも行われています。