毎年2月の第1日曜日に五穀豊穣、子孫繁栄を祈願して行われています。

三河の「てんてこ祭」、尾張の「田県祭」、大和江包の「網かけ祭」とともに西日本における四大性神事のうち、一番露骨なのがこの「おんだ祭」と言われており、日本の奇祭として知られております。

天狗と翁の面をかぶった村の若者がササラ(竹筒の先を割ったもの)を振り回して村中を暴れまわる悪魔よけの行事から始まり、太鼓の合図とともに諸々の行事が展開されます。

一番太鼓によって式が始まり、二番太鼓までに農耕行事が展開されます。三番太鼓を合図にクライマックスと言える夫婦円満の優艶な道行が行われます。