由緒ある春日大社の例祭である「春日祭」は、「三勅祭」の一つとして、京都の葵祭、石清水祭とともに日本史上重要な役割を果たしてきました。
849年に始まったと伝えられる春日大社の例大祭で、宮中より天皇陛下のご名代である勅使の参向を仰ぎ、国家の安泰と国民の繁栄を祈ります。

当日は、勅使以下斎館を出て、祓戸の儀、著到の儀を経て幣殿。直会殿の作合の座につき、御棚奉奠、御幣物献廻、和舞奉奏、饗饌、見参、賜禄をもって正午過ぎに祭儀が終了します。