大顔神社の天満祭は、毎年10月9日に行われます。大顔神社が創建された鎌倉時代から行われているお祭りです。威勢のいい神輿や山車が町を練り歩き、騎馬武者や各大字のだんじり太鼓と笛、三面楽、子ども神輿などが続きます。

大顔神社とは変わった名前の神社ですが、鎌倉時代の領主が年貢の減免を嘆願しに鎌倉へと上りましたが、認めてもらえず打ち首になり、その首は街道筋に晒されました。

その首から大蜂が出て来て、身分の高い人だけを襲い、これを知って恐ろしくなった将軍は年貢の免除を言い渡しました。その言い伝えからこの神社を「大顔神社」と呼ぶようになったそうです。