上飯岡念仏剣舞は、盛岡市の無形民俗文化財に指定されている郷土芸能です。

元亀3年(1572)この地の館主飯岡庄太郎高好の一族が滅亡した際、成仏できない武者の亡霊が彷徨ったそうで、困り果てた里人たちが、伝承されていた念仏剣舞を奉納したところ、幽鬼が鎮まったとされています。

現在では、8月14日の長善寺供養、新盆の家での追善供養、毎年9月の秋葉神社の例祭での奉納のほか、各種郷土芸能祭りへの参加も積極的に行っておられます。