那智勝浦町高芝にて毎年9月第2土曜日周辺で披露される獅子舞です。宵宮に始り、本宮では勇壮と典雅を兼ね備えた赤漆塗り鼻黒の雄獅子による9つの演目が披露され、翌日の午前中に町内を巡行します。高芝の獅子舞は350年以上の歴史があり、和歌山県の民族重要無形文化財に指定されています。江戸時代中期に阿波国の人々の世話により、元住吉神社の祭礼で奉納したのが始まりとされています。

下里の高芝地区・住吉神社の祭典時に、区民会館前にて全演目を舞います。高芝獅子舞保存会により継承・保存されています。