沖縄では五穀豊穣を祈る豊年祭がいにしえより伝わる重要な祭りとして盛大に行われます。独自の文化と信仰が今も大切に守られている豊年祭は、沖縄文化を知るうえで大切なものです。数田(すくた)地区の豊年祭は旧暦8月9日、11日12日の3日間行われます。

初日には根神と棒方が村の後方の拝所に行き神を迎えるところから始まります。道ジュネー、棒術、琉球舞踊、組踊などが行われます。なかでも青年たちが激しく打ち合う棒術は「ケンカ棒」として有名です。