倉沢人形歌舞伎は、岩手県花巻市の東和町倉沢地区に伝わる人形歌舞伎です。1995年に県の無形民俗文化財に指定されています。

子供の頃に見た水押人形芝居に感動した創始者の菅野常次郎氏が、明治27年(1894年)に自分が作った人形と道具で、義太夫に合わせて台詞を話しながら演じる人形芝居を行ったことが始まりとされています。

孫の菅野芳治氏が人形歌舞伎を受け継ぎ、旧菅野家を「倉沢人形歌舞伎伝承館」として上演しています。