金華山黄金山神社の神鹿角切り行事は例年10月上旬に行われています。
昭和38年に始まり、現在では金華山と奈良だけの珍しい行事です。

観光客に危害を加えることがないよう、約15党の牡鹿を仮収容場から角切場に追いだし、城鉢巻きに法被姿の勢子10数名が十字投げ縄を持ち、走り回る牡鹿の角にかけ、または素手で角を抑えて捕獲し、水を飲ませて落ち着かせてから神官が角を切り落とします。

角を切られた鹿は身体計測の後に放たれ、希望者に鹿の角が当たるくじ引きも行われます。