「間々田のじゃがまいた」と呼ばれ、栃木県小山市の間々田八幡宮で毎年5月5日に行われる奇祭で田植えの時期を前に五穀豊穣や疫病退散を祈願します。長さ15メートルを超える龍頭蛇体の巨大な蛇(ジャ)を担ぎ「ジャーガマイタ、じゃがまいた」の掛け声とともに町中を練り歩き、蛇体を池に入れ農作物の豊作を祈る雨ごいの行事もあります。

蛇や龍をテーマにした行事は日本各地に見られますが、間々田のじゃがまいたは蛇体を使って邪気を払ったり蛇体に災厄を託して送ったりする形態のもので、たくさんの蛇体が登場するという特徴があり、平成31年に国の重要無形文化財に指定されました。