さんさ踊りは、岩手県盛岡市及びその周辺で古くから伝承されている芸能です。

その中のひとつ「山岸さんさ踊り」は、幕政時代(約400年前)から伝わる古い所作を残す踊りで、牡丹の花笠をかぶり、見ている側も思わず踊り出してしまいそうな軽快なお囃子でありながら格調が高いものとして知られています。

山岸さんさ踊りが観られるのは、毎年8月に開かれる大規模な夏祭り「盛岡さんさ踊り」が有名で、ほかにも伝統さんさ踊り競演会、国境祭などでも披露されます。