お釈迦様生誕の日である4月8日に、毎年行われる祭り。

県指定文化財に指定されている、永泰寺の釈迦像は、釈迦堂にあり、普段は施錠されているのですが、このお祭りの日のみ御開帳され、一般でも拝観することができます。
お釈迦様が生まれたことを喜んだ天が、甘露の雨を降らせた、という話が残っており、参詣者は釈迦像に甘茶を注ぎかけることになっています。

釈迦堂の中も、江戸期の繊細な細工が欄間や天井に施されており、こちらも一見の価値あり。
尚、釈迦堂には県指定文化財となっている釈迦如来像もあり、こちらは寄木造りです。
釈迦像には、安産と雷除けのご利益があるといわれていて、離れた地から詣でる人も多く見られます。