日光東照宮の造営にあたっては、全国から一流の工芸、塗り、大工などの職人が多数集められました。その後、地元の人たちの信仰心や遊び心と融合して、「彫刻屋台」という特異な文化遺産が出来上がりました。

今市には、江戸末期から明治期にかけて制作された「彫刻屋台」が6台あり、2009年から毎年10月中旬の日曜日に開催されている「今市屋台まつり」に登場します。

これらの伝統ある「彫刻屋台」6台と花屋台4台が、今市中央街大通りに繰り出し競演します。今市市街を華やかに彩る秋のお祭りです。屋台のぶっつけは、間近で見るとかなりの迫力です。ぜひ一度、ご家族揃ってご覧になって下さい。