カニにまつわる言い伝えがある、京都・木津川市山城町の蟹満寺では、毎年4月18日に蟹供養放生会が行われます。

カニ料理を扱う料理店の関係者が参列し、住職の読経の後、縁起に因み、命の尊さに感謝しながら、サワガニ約300匹を境内のちょうず鉢に放ちます。

農家の娘に求婚したヘビを、娘に助けられたカニが退治し、死んだカニとヘビを弔って建てた観音堂が寺の起源とされています。

また、当日は国宝の釈迦如来坐像が御開帳されます。